2015年2月14日土曜日

古事記の歌謡

『古事記』は物語中心だが、多くの歌謡が挿入されている。これらの歌謡の多くは、民謡や俗謡であったものが、物語に合わせて挿入された可能性が高い。

 有名な歌として、須佐之男命櫛名田比売と結婚したときに歌い、和歌の始まりとされる

八雲たつ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を

や、倭建命が東征の帰途で故郷を想って歌った

倭は国のまほろば たたなづく青垣 山隠れる 倭し うるわし

などがある。